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シラケつつノリ、ノリつつシラケる

世の中の出来事に対して、シラケつつもノリ、ノリつつもシラケることで、日常を有意義なものに変えようとする個人の想いをただただ綴ったブログ

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世界の都市ランキングで東京が1位になる?

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東京都は、「セーフ シティ」「ダイバーシティ」「スマート シティ」を実現し、新しい東京をつくるための今後の都政の具体的な政策展開を示す計画として、「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン~」を策定しました。

その中で、東京が成長戦略推進し、サステイナブルな成長を実現するための、4つの挑戦が掲げられました。

世界の都市ランキング(一般財団法人森記念財団都市戦略研究所)で現状の3位から1位になることが4つある目標のうちの一つになっています。 ところが、どこの分野をどこまでどう伸ばして達成するかのビジョンや方法論が整理されていないので、勝手に考えてみようかと思います。

世界の都市ランキングって何?

「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)は、地球規模で展開される都市間競争下に おいて、より魅力的でクリエイティブな人々や企業を世界 中から惹きつける、いわば都市の“磁力”こそが「都市の総 合力」であるとの観点に立ち、世界の主要都市の総合力を 評価し、順位付けしたものです。 森記念財団都市戦略研究所は、2008年に初めてGPCI を発表して以来、毎年、新たな調査をもとに、そのランキン グを更新してきた。現在では、代表的な都市指標の一つと して高い評価を得ており、東京都や国のみならず世界のさ まざまな場所で都市政策やビジネス戦略の参考資料とし て用いられている。さらに、当研究所では国際会議や講演 などを通じて、世界の主要な研究機関とも、都市の競争力をテーマに活発な意見交換を行っている。

GPCIは情報の更新やデータ収集法の見直しを通じて常に改良に努めている。GPCI-2016では、各都市の居 住者へのアンケート調査を実施し、定性データを更新する とともに、定量データに関しても、いくつかの指標データに ついてより信頼性・客観性の高いデータの収集に務めた。 また、アフリカ地域ならびに東南アジア地域の中心都市で あり、近年発展が著しいヨハネスブルグ、ジャカルタを追加し、42都市を対象とした。

過去9年間におよぶ研究結果は、世界の諸都市が持つ魅力や課題を理解するための貴重なデータとなるであろう。 そしてこの調査結果が、さらに多くの人々によって都市政策や企業戦略の立案に役立てられることを期待されている。

GPCIの特徴は?

大きくは4つある。

  1. 特定分野(「金融」や「住みやすさ」など)に偏らず、都市の力を表すさまざまな分野を対象として都市の 総合力を評価したランキングである。
  2. 世界を代表する主要42都市を選定し、都市の力を表す主要な6分野(経済、研究・開発、文化・交流、 居住、環境、交通・アクセス)と、さらに現代の都市活動を牽引する5つのグローバル・アクター(経営者、 研究者、アーティスト、観光客、生活者)の視点に基づき、複眼的に都市の総合力を評価している。

  3. 各都市の強みや弱みを明らかにしながら、克服すべき課題を明らかにしている。

  4. 都市研究に関する世界的権威であった故・ピーターホール卿をはじめとする学識者によって立案され、 各界の有識者の参画と、国際的な専門家によるピアレビュー(第三者評価)を得たランキングである。

東京は何故3位なのか?

上位2都市と比較すると、課題が見えてくる。 経済、研究、住居、環境、の4分野については、勝ち、または、拮抗した状態だが、文化・交流、交通・アクセス、の2分野は明らかに負けている。強みの分野はこれ以上爆発的に上昇すると余地があるとは考えにくいので、ここの差が1位になれない原因ではないかと素直に思う。

肝心なのは、この2分野を細かく分解した時に、勝てる要素があるのかということである。 自分が生業にしてきたCRM的観点でいうと、誰に対してどこでどう自分が振る舞い勝負するかを定量的数値から設計して、実行しながら理想の状態につなげることは当たり前に大切で、ビジョンの中で何故方法論を示さないのか?と当初の疑問を改めて感じざるには得ない。

どこでどう勝負するか?

パッと項目を見て、効率の良いシナリオを考えて見た。まずは、文化・交流から。

  • 国際的なコンベンション開催件数を増やす
  • 産業観光を軸に海外からの訪問者数を増やす
  • 民泊の活性化などを通じて宿泊施設を増やす
  • クリエイティブ人の長期滞在環境を整理する
  • 外国人移住者の数を増やす

BtoBでの訪問をきっかけにして、良い体験とその回顧をさせ、プライベートでの訪問機会を想像していく、というシナリオ。 次は、交通・アクセス。

  • 国際線旅客数を増やす
  • 同時に、国際貨物流通規模も増やす
  • 同時に、公共交通の充実と正確さを担保する

集客経路として、空の拡充はもちろんあるが、貨物流通量の拡大も考えると、海からの、つまり、客船や貨物船による訪問者数の拡大は一つ考えられるシナリオな気がする。

船は時間も金もかかるので、新規獲得は空からの産業観光に譲るとして、こちらでは、富裕層をターゲットにしたリピート戦略と連動すると良いかもしれない気がした。

統合リゾートの話も盛り上がっているが、船上でのカジノなんかあると素敵だと思う。

まとめ

世界の都市ランキングで1位になるには、結局のところ、海外から一番人が集まる都市になればよいという、至極シンプルなことが必要だと思えた。

そんなわけで、いちいち戦略は語らなかったのか?と思わなくもないが、別のチャレンジ目標であるように、どうやって訪問者数を1.5倍にするのか?、どうやれば最も効率的に達成できるのかる?、という問いには向き合う必要がある。

個人的には、ヒト、モノ、コト、情報などの投資資源集めを、グローバルにどれだけできるかにかかっているかと思うので、魅力的な市場づくりと、その発信に貢献できればいいのかなと、新年が 早くも1ヶ月過ぎたこの日に思う次第である。

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